初めての韓国旅行であると便利な「WOWPASS(ワウパス)」ですが、よくわからないなんて方もいるはず…
明洞の地下鉄駅でWOWPASSカードを発行してる時に日本人の方に「Tmoneyもこれですか?」と聞かれました(笑)
初心者の私が実際に使ってみてわかったことと気をつけておきたいことをまとめたので、韓国に行く予定がある方はぜひ参考にしてみてください。
WOWPASSとは
WOWPASSは、韓国を訪れる観光客向けのキャッシュレスサービス。パスポートがあれば簡単に発行できて、クレジットカード決済可能なほとんどの場所で利用できます。
また、Tmoney機能(交通系ICカード機能)も持っているため、電車やバスにも気軽に乗ることができるようになって移動がとても便利になります。
WOWPASSが持つ便利な5つの機能
(1) プリペイドカード
韓国で使えるクレジットカードだと考えればわかりやすいです。チャージしておけば、クレジットカード決済可能なところであれば、これでどこでも韓国ウォンで決済できます。
ウォン紙幣を持っていなくても、円紙幣でチャージ可能です。
(2) 両替
両替所に行かなくても円を韓国ウォンに両替できます。
レートは銀行、空港、両替所によって異なりますが、街中で手軽にできるのは便利です。最新のレートはモバイルアプリからいつでも確認可能です。
(3) Tmoney
韓国でバスや地下鉄に乗るときに便利な交通系ICカード「Tmoney」機能も使えます。ただし、利用にはTmoneyにチャージしておく必要があり、カード発行後に地下鉄駅やコンビニでチャージします。
チャージは「現金(ウォン)」のみなので注意。
クレジットカードやウォン以外の外貨は利用できません。
Tmoneyの利用には、ウォン紙幣を用意しておく必要があります。
(4) モバイルアプリ
モバイルアプリから決済内容や残高を簡単にチェック出来ます。ウォンでの決済額と円での決済額が表示されていて、いくら使ったかわかりやすいです。
また、カード紛失時に一時停止することや再発行も出来ます。何かあったときに確認しやすいです。
(5) ブランド特典
韓国各種ブランド決済でキャッシュバックを受けられます。モバイルアプリで確認できるので、詳細を確認してから使うのがおすすめです。
WOWPASSの使い方
WOWPASSの発行にはパスポートとチャージする紙幣が必要です。ウォンだけでなく、日本円でのチャージが可能です。現金を用意しておくのを忘れずに。
無人両替機で発行
韓国内の無人両替機でWOWPASSカードを発行します。
- 発行手数料で5,000ウォンかかる
- 日本語OKで画面の指示に従うだけで操作が簡単
- 無人両替機は、主要な地下鉄の駅、ホテル、観光地に設置
設置場所はWOWPASSアプリから確認することができます。
駅改札内の設置が多かったので、改札内か駅以外の場所がいいかも。
改札外の無人両替機は場所や時間帯によって、混雑していることも。
例えば「明洞駅(改札口外)」は設置台数が1台で混雑してました。
チャージと同時に両替もできる
WOWPASS発行時にチャージと同時にウォンの引き出しも可能です。最初は引き出しの手数料はかかりません。
私は50,000円分チャージして、50,000ウォン引き出しました。
WOWPASSアプリに発行されたカードを登録
WOWPASSアプリをインストールし、発行されたカードを登録しておくと残高確認ができるようになり便利です。
WOWPASS: キャッシュレスで韓国旅行
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無人両替機で外貨チャージした場合、0.5%のキャッシュバックが受けられます。
◆ 招待コード : TFLDEQNX (有効期間: 2024.12.31まで)
アプリをダウンロード → 発行したカードを登録 → 招待コード入力
すると、チャージした両替の0.5%が残高にすぐに還元されます。
キャッシュバック特典は1回限りではなく、外貨チャージの度に還元されるので入れた方がお得!
※ウォンでのチャージはキャッシュバック対象外なので注意。
Tmoneyにチャージ
地下鉄駅やコンビニでTmoney残高を別途チャージすると、交通カード機能が使えるようになり韓国内のバスや地下鉄移動がしやすくなります。ウォンでチャージして使います。
払い戻しできる
期限はないそうなので、再度韓国に訪問する予定があれば残高を残しておいてもいいと思います。
WOWPASSの払い戻し
WOWPASSカードの残高は、現金(ウォン)で無人両替機から払い戻しできます。1,000ウォンの手数料を引いた金額がウォンで返金されます。
私は残高使い切りで0ウォンにしました。支払い時に残高を全て使用したいことを伝えると、対応してくれ、差額をウォンや手持ちのクレジットカードで払って、使い切ることができました。
残高はアプリからしか確認できないため、支払う残高が何ウォンかをこちらから伝える必要があります。
また、差額はクレジットカードでの支払いにした方がスムーズです。
WOWPASSでは両替してチャージされるため、端数が生じますが、韓国では1ウォン硬貨と5ウォン硬貨はほとんど流通していません。
お店側に釣り銭の用意がないことから、1~9ウォンは処理できず10ウォン単位以下は使えないと言われ、結果的に残高が残ってしまいます。
全て使い切って0にしたい方は、クレジットカードで支払うのがおすすめです。
使い切れば手数料が発生しないメリットがあります。免税店や日本語がわかる店員さんに伝えるとスムーズにできました。
Tmoneyの払い戻し
ソウルの地下鉄の駅やTmoney加盟店のコンビニで払い戻しができます。500ウォンの手数料を差し引いて全額が受けられます。
実際に使ってみてわかったこと
観光客なら誰でも簡単に作れる
クレジットカードを持っていない方でも、韓国滞在中に使えるカードが誰でも作れるのは助かると思います。韓国ではキャッシュレス決済が主流となっている中、クレジットカードがないのは心配ではないでしょうか。その点では、観光客には嬉しいサービスだと思いました。
また、無人両替機は日本語で操作できるから、発行は簡単です。領収書も日本語で助かりました。また、Tmoneyについても、カード発行後の領収書に丁寧に案内が書いてあるので、目を通せば気づくと思います。
チャージの手間がある
基本的にいつもクレジットカードで払うのですが、今回の旅行は高額の買い物以外、WOWPASSで支払いました。モバイルアプリから利用履歴、残高確認がしやすく、クレジットカードが使えるところでは使用可能というメリットがある一方、チャージするために無人両替機を探すデメリットがあります。
無人両替機が全くないエリアもあり、探すのが大変な時もありました。また、3月で観光客が多い時期であったこともあり、行列ができている場所もありました。人が多く集まるエリアに設置が多いので、場合によっては並ばなければならず、時間がかかることも覚えておこうと思いました。
ある程度のウォン紙幣も手持ちに必要
Tmoneyのチャージはウォンのみだし、屋台や市場ではクレジットカードは使えないので、ウォン紙幣が足りない事態に陥りました。
とにかく今回の旅では移動が多くて、Tmoneyへチャージするウォンが私が思っていたよりもかかりました。滞在中に再度、無人両替機でWOWPASSに円をチャージし、ウォンを引き出すということをしたのですが、この場合は1000ウォンの手数料がかかりました。両替の手数料無料とはチャージと初回の引き出しのみのようなので計画的に最初から多めにウォン紙幣を引き出しておけばよかったです。
韓国旅行を終えて
今回の韓国旅行では、WOWPASSは作ってよかったなと思いました。また韓国を訪問する際には使えるので、大事に保管しておきたいと思います。
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